カル・マグサラダ
サラダは生野菜が摂れるので、食卓に頻繁に上がるメニューだと思います。
生野菜を摂ることで、VCや葉酸、パントテン酸など水溶性のビタミンを損なわずに摂れます。
もちろん、食物繊維やポリフェノール類、ミネラル類も摂れ、調理も簡単で手軽です。
ですが、決まった野菜に偏りがちかと思います。
レタス、キュウリ、キャベツ、トマトなど。
そこに普段足りない食材を足して是非とも栄養強化して頂きたいのです。
大豆やツナ缶を足してタンパク質強化。
シラスやオキアミを足してカルシウム強化。
ゴマを足してカルシウム、マグネシウム強化。
ここに海藻や花かつおを足せばさらに、各種ミネラル強化になります。
ちょい足しすることで、栄養価アップを図って頂きたいと思います。
ゴマについて
ごまに含まれるゴマリグナンは肝臓に直接作用して、活性酸素を分解除去。
活性酸素の70%は肝臓で発生することから、ゴマリグナンの活性酸素分解作用は寿命を左右すると言われているほど。
肝機能が向上することで皮膚の油分、水分が理想的になり、美肌効果も立証されています。
また、脂肪燃焼を促進、中性脂肪を減らす作用もあり、さらに、自律神経機能の亢進により更年期障害の症状緩和、血管弾力性の改善、細胞の活性化が報告されているのです。
脳血管において血栓の抑制作用も認められています。
ゴマにはマグネシウムも豊富に含まれています。マグネシウムは約300種の体内酵素の補酵素となる重要なミネラルですが、カルシウムとのバランスが大事。
カルシウムだけ摂っていては片手落ちなのです。
少なくともカルシウムの半分量のマグネシウムを摂る必要があります。
シラス、大豆、ゴマを入れることで、カルシウムとマグネシウムがしっかり摂れます。