BMS Harmony
ビーエムエスハーモニー・BMS Harmony・分子栄養学
分子栄養学に基づく生活習慣病予防
<生活習慣病の主な原因>
1. 糖の摂り過ぎ
現代人は男女を問わず、お菓子、甘味飲料や酒類などの摂取が多い。
また、精製された穀類(白米、白砂糖、白小麦粉)を常食している。
このため通常以上にビタミン、ミネラルの必要量が増大しているにもかかわらず、
野菜、果物、海藻、魚、肉、キノコ類、ナッツ類、豆類の摂取が減少している。
2. 過酸化脂質の摂り過ぎ
過酸化脂質(かさんかししつ)とは、油脂類が酸素に触れて酸化した状態を指します。
必須脂肪酸であるリノール酸を含んだ植物油のほとんどがこれに当たります。
必須脂肪酸とは体内で合成することの出来ない脂肪酸で、人間に必須のものですが、残念ながら非常に酸化しやすいという難点があります。
ですから、抗酸化物質を含む野菜、果物などをふんだんに食べる必要があるのです。
また、善玉コレステロールでおなじみのEPA/DHAという魚に多く含まれる脂肪酸も酸化しやすいものです。
ですから、魚を摂取した際も、折角の良質な脂肪酸を酸化させることの無いよう、しっかりと野菜、果物を摂りましょう!
3. ビタミン、ミネラル、食物繊維の不足
糖質の摂り過ぎや酸化した油脂類の摂り過ぎはそれだけでビタミン、ミネラルを多く必要としますが、現代は野菜、果物の摂取量が減少
傾向にあります。
加えて、菓子類、甘味飲料等だけでなく、加工食品、レトルト食品、インスタント食品、ファーストフードなどの加工品を多く摂るため
さらにビタミン、ミネラルの必要量は増します。つまりそれだけビタミン、ミネラルの不足が倍増します。
野菜、果物、海藻、豆類などの摂取不足はビタミン、ミネラルだけでなく、食物繊維も不足します。
食物繊維はコレステロールを下げる働きや腸内環境を整える働きなど多くの働きをしますが、それも不足傾向にあるのです。
加えて、農業自体が化学肥料に頼った農業のため、野菜自体のビタミン、ミネラルが不足していることも大きな原因です。
また、異常に青くて立派な野菜を見かけますが、実は窒素過多という新たな問題が起こっています。
出来るだけ自然な状態のものを入手したいところです。
4. ストレス
特に深いマイナス感情は負のエネルギーとなって体に残り、様々な悪影響を与えます。
怒り、憎しみ、苛立ち、妬みなど心の深い部分に抑圧された感情と向き合い、
そこから気づきを得、感情を解放する事が、健康を大きく左右するのです。
特に癌は感情エネルギーと深い関連があると言えます。
5. 運動不足
便利な生活と忙しさの両方が相まって、現代人の運動不足は深刻です。
意識して日常生活に運動を取り入れたり、こまめに体を動かす努力をしましょう。
生活習慣病はその名の通り、毎日の生活の積み重ねが引き起こすものです。
裏を返せば、原因がはっきりしていて、予防が可能という事です。
是非、早期に予防していつまでも活動的な人生を送りたいものです。