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三種の神器の煮物

このところの悪天候で野菜の高騰が続いていますね。

こんな時こそ、先人の知恵を今に生かしましょう。

それは『乾物』です。古来から保存食として乾物が使われてきました。

いつもフレッシュな野菜が手に入るというのはある意味不自然な事でもあります。

文明が発達したおかげで当たりまえの様にスーパーには一年中野菜が並んでいますが、本来植物には旬があり、もちろん天候にも左右され、中々手に入らない状態というが生きた食品の本来の姿です。

それを乗り切る知恵として乾物や発酵食品などが編み出されました。

野菜の高騰している時は乾物を使って乗り切るのも手です。

乾物は栄養素によっては生の時よりも増大するものがあります。

VCや酵素など生でないと得られない栄養素もありますが、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛、マンガンなどのミネラル類は軒並み、乾物の方が増大されます。またビタミンD、ビタミンB群も軒並み増大します。

この恵みを活かしましょう。

材料:

切り干し大根、干し椎茸、干し昆布、人参、豚肉薄切り、出汁、醤油、みりん

作り方:

1 切り干し大根、干し椎茸、昆布は水戻ししておく。

2 戻ったらザルにあけ水気を切る。椎茸の戻し汁だけは捨てずに上澄みの所を煮汁として使う。

3 鍋に多めの水を入れ、椎茸の戻し汁も加えて強火にかける。

4 人参は生のものを皮を剥き斜めに小口切りにしておく。

5 煮立たない前に切り干し大根、干し椎茸、昆布、人参、出汁を入れ、煮立ってきたら中火にし、醤油、みりんを足し豚肉も加え途中味見して味を整え30分ほど煮る。

6 火を消した後も余熱でしばらく置き、味が馴染んだら器に盛る。

地味ですが滋養のある一品です。みかんなどでVCを補えばほぼ完璧です!

これだけでほぼ完璧とは凄くないですか?

乾物はあまり使わないという家庭も多いかも知れませんが、これを機に普段でもちょくちょく使うようにすると栄養価が格段にアップしますよ!!

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