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きくらげとオキアミでカルシウムUP

生活習慣病は様々あります。死因で考えると癌、脳卒中、心筋梗塞が怖いということになりますが、日常生活を考えると、骨粗鬆症や運動器症候群の方が切実だという気がします。

内臓や血管系がさほど悪くなくても、ひざ関節症や脊柱管狭窄症などになり、歩けなくなったり、転んでも起き上がれなくなれば、それだけで日常生活は出来なくなります。

24時間365日誰かがつきっきりで見ていなくてはならない状態になれば、施設に入らざるを得ません。

そういう意味で、ひざ関節症や脊柱管狭窄症などの原因となる骨粗鬆症は何としても予防したい症状です。

現在骨粗しょう症予備軍は2200万人と言われ、国民の6人に1人は近い将来骨粗鬆症になり、運動器が衰えることが目に見えている状態です。

これはものすごく深刻なことです。

介護従事者の数は当然足りず、施設も入れない、家で見る人もいない、そんな状態に多くの人が晒されます。しかし、これは明らかに生活習慣が原因なので、予防が可能です。

みすみす骨粗鬆症になる必要はありません。

毎日の食事と運動で予防できる事がはっきりとわかっているのです。

その時になって後悔してもいいと割り切って、今食べたいものを食べるという人も結構いますが、もはや自分だけの問題では無い事を知っておく必要があります。

さて、本日は骨を作る、また丈夫な骨をキープするための食材をいつものメニューにプラスして栄養強化につなげる方法をご紹介します。

ちなみに、骨を作る栄養素チームは、カルシウム、マグネシウム、タンパク質、VD、VK 、VC、亜鉛、鉄、カロテノイド、VB6,VB12、葉酸です。

材料:

ハンバーグ材料:ひき肉、卵、人参、ピーマン、玉ねぎ、オキアミ(小エビ様の海洋生物)、大根おろし

サラダ材料:切り干し大根、キクラゲ、キュウリ、トマト

作り方:

ハンバーグ;野菜は全てみじん切りにし、ボウルにいれてひき肉、卵、オキアミと一緒に混ぜ合わせ、フライパンで焼く。大根おろしを乗せて和風にしましたが、お好みでソースでも。

サラダ:切り干し大根は水に浸けて戻し、きゅうりときくらげを千切りにして一緒に和える。

今日のポイントは今が旬のオキアミをハンバーグに混ぜ込んだ事と、付け合せのサラダに切り干し大根とキクラゲを使ったことです。

オキアミは桜えびやしらす干しにはカルシウム含有量で劣るものの、価格の安さゆえ、量を取れることが大きな強みと言えます。ドッサリ入れてカルシウムアップ!!

また、切干大根もカルシウム、マグネシウム、鉄が豊富です。煮ると煮汁にマグネシウムなどが流れ出てしまいますが、水戻しのサラダなら流出はわずかです。

キクラゲもカルシウム、マグネシウム、鉄、VDが豊富。後から思ったのですが、さらにシソを加えるとVKもアップ、風味もアップしてもっと良いと思います。

ちょっと食材を足すだけで、栄養素は格段にアップするので、是非あれこれ入れて作ってみてください。

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